対談・Z世代起業家の視点から見る社会課題と教育

岡山大学4年生時に就活生を支援するABABAを創業。現在、同大学院生として事業と研究を両立する久保駿貴氏。Z世代起業家の新しい価値観と課題意識とは。同大上席副学長でABABAの社外取締役である横井篤文氏と対談する。

競争から協調・共生の時代へ
新時代のイノベーション

久保 駿貴

久保 駿貴

株式会社ABABA CEO

久保 ABABAでは、就活の最終面接で不採用になった学生を企業が推薦というかたちで応援でき、同時に採用もできるようなプラットフォームを運営しています。

大学4年のとき、親友が就活の最終面接で不採用となり、鬱状態になってしまったのを目の当たりにし、何か解決の方法はないかと思ったのが起業のきっかけです。

最終選考まで3カ月ほども頑張り、不採用となった途端に一からやり直しでは学生にとっても時間の無駄だし、ある企業で最終選考まで残った学生なら他の企業からの引きはあるだろうと考えました。

一方、企業側としても、最終選考で不採用とした学生にネガティブな思いをもたれてしまう。何かいい関係性の構築ができないかという部分に着目し、両者の課題解決を目指して立ち上げたのがABABAの事業です。

(※全文:2037文字 画像:あり)

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