教員も保護者もストレスフリーに デジタル化が変える連絡業務
インターネットやスマートフォンの普及でメールやチャットによる連絡は当たり前となり、コミュニケーションのあり方は様変わりした。学校と保護者間の連絡も時間や手間のかかる業務の一つだが、デジタル活用で効率化することで教員・保護者双方の負担減につながる。(編集部)
文科省も学校・保護者間の
連絡デジタル化を推進
2020年10月、文部科学省は「学校が保護者等に求める押印の見直し及び学校・保護者等間における連絡手段のデジタル化の推進について(通知)」を発出。各学校や地域の実情をふまえ、できるところから取り組みを進めるようにと全国の教育委員会や知事、国公立大学等に向け通知した。
従来、学校現場では家庭との連絡に紙のプリントや連絡帳、電話による連絡網といった手段が取られてきた。しかし、核家族化や共働き世帯の主流化でこうした手段では十分に連絡が行き届かなかったり、教員のプリント作成や配布・収集にも手間がかかるなど効率性に欠けるという指摘は以前からなされてきた。
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