全生徒が会社経営に関わる実践的教育で、「商業教育日本一」を目指す
「商業教育日本一」を掲げ、地域に貢献するビジネスリーダーを育成している岐阜商業高等学校。高校が設立した会社としては日本で2番目となる株式会社 GIFUSHO を生徒・教職員一同で経営し、地域を巻き込んだ実践的な教育を展開している。同校の教育の特徴について、古田校長に話を聞いた。
資格取得と実践的教育で、ビジネスリーダーを育成
──御校が「商業教育日本一」と掲げる、その理由をお聞かせください。
古田 憲司
理由は2つあり、1つは日商簿記検定や応用情報技術者など、商業に関する高度な資格取得ができていることです。例えば日商簿記1級の取得者数は平成30年度が15人、令和元年が26人。経産省の応用情報技術は平成30年度が6人、令和元年度が8人でした。このように毎年多くの生徒が高度な資格を取得しています。
2つ目が、本校が経営する会社、(株)GIFUSHO を通した実践的教育です。文科省からスーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)の指定を受けたのをきっかけに2016年度に設立した会社で、高校が設立した株式会社としては…
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