―地域のソトとウチをこえる― 地域に“加わる”人が、教育を変える
学校と地域の連携の必要性が叫ばれて久しい。文部科学省が掲げたコミュニティ・スクール制度は今年20周年を迎えたが、導入には遅れがみられる。本記事では地域に“加わり”まちの教育に影響を与えた事例を紹介するとともに、コエルワが捉えた“キーポイント”を伝える。
地域に“加わり”、
まちの教育に貢献する

橋本 暁人
バドミントン元ネパール代表、メキシコジュニア代表コーチ
天然石を編み込むマクラメ作家としてアトリエ「名もなき石屋」を運営する傍ら、幌加内高校魅力化コーディネーターとして勤務。著書に『旅を終えると君の余命は1年だった』を電子書籍出版。海外4ヶ国での生活と宮古島、淡路島の生活を経て2019年、地元の北海道へ。英語、スペイン語、手話での会話が可能。サックスプレーヤーとしても活動し道内のイベントに出演中。
地域人材の不足と負担過多を解決すべく、地域と学校をつなぐ取り組みが広がっている。国もその動きをサポートする方針だ。
総務省は、自治体向けに地域おこし協力隊等の教育への活用支援制度を行い、文部科学省は「『地域とともにある学校』への転換を図る」1)ために、全ての公立学校がコミュニティ・スクールになることを目指し、学校運営協議会の設置を努力義務化した。
そうした中で、地域に“加わり”、教育現場において自らの強みを発揮するには、様々なキーポイントが存在すると私たちは感じている。
今回は北海道遠別町、斜里町、幌加内町を取り上げ、コエルワが捉えた“キーポイント”を紹介する。特にユニークな「発信」で話題を呼ぶ幌加内町は、その発信源である幌加内高校魅力化コーディネーター橋本暁人氏の意図や想いにスポットを当てる。
北海道遠別町
Uターン人材が地域×学校×外部
の三者架け橋に
最初に紹介するのは、北海道遠別町。キーポイントは、行政との関わり方だ。特に注目したいのが、NPO法人えんおこ。代表理事を務める原田啓介氏(遠別町出身)は地域おこし協力隊として遠別町にUターンし、協力隊活動後にえんおこを設立した。
(※全文:2630文字 画像:あり)
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