フリースクールで不登校支援 子どもが自由に生きられる社会を
「まなび」と「教育」を通じて、次世代に向けたクリエイティブなまちづくりと問題解決を目指すNPO法人まなびデザインラボ。理事の小松範之氏は、フリースクール「まなポート」事業で不登校支援に注力する。その背景にある思いや学びの特徴、これまでの成果と今後ビジョンを聞いた。
コーチングを通じて目指す
子どもが自由に生きられる社会
小松 範之
NPO法人まなびデザイラボ 理事
11年間の公務員生活を経て現職に。2016年1月にフリースクールまなポートを開校。10年にわたり不登校の子どもを最前線で支援。親向けにはYouTube「不登校の子育てチャンネル」でアドバイスを発信。Udemyでは不登校の子どもが前向きになるメソッドを動画講座で提供している。教育委員会や行政依頼の講演会などを多数行っている。著書に『不登校の子どもとの会話がなくなったら読む本』(翔泳社)。
──フリースクール「まなポート」の立ち上げに至った背景には何があったのですか。
以前は公務員として働いていましたが、コーチングを学び始めたことと、子どもが生まれたことが重なったことが大きなきっかけでした。今、高校1年生になる息子が生まれたとき、「この子には幸せになってほしい」と、ごく自然に、そして強く思いました。そのときにふと浮かんだのが、親の働き方と子どもの将来との関係です。親がやりたくない仕事を我慢して続けていたら、子どもの人生もまた、やりたくないことを選び続けることになってしまうのではないか。そんな考えが頭から離れませんでした。
公務員の仕事が嫌いだったわけではありません。ただ、振り返ってみると、どこかで満たされない思いがあったのも事実です。そんな違和感を抱えたままコーチングを学び始めると、…
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