地域課題や外部人材を活用した、探究型学習プログラムの開発

文部科学省が実施する「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」は、高校が地元企業や大学、行政と連携して行う探究型学習プログラムの開発を支援するものだ。本事業の採択校の取り組みから、高校における「社会に開かれた教育課程」の実践方法を考えてみたい。

新学習指導要領では「社会に開かれた教育課程」が掲げられており、教育課程の実施において、地域の人的資源等を活用し学校教育を学校内に閉じずに社会と連携しながら実現することを求めている。

実社会のリアルな物事・課題を用いて学びを深めることや、学校教職員以外の人材が教育に関わることは、多面的なメリットを生み出す。AI やデータサイエンスといった学びの提供では…

(※全文:1944文字 画像:あり)

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