STEAM×課題解決型の学びで、生徒の学びが「生きた知」に

教育界と学校を繋ぐ「未来の教室」実証事業もまもなく3年目を迎える。学びのSTEAM化は、どんな未来の教室を描いているのか。実証から展開のフェーズに入り、様々な成果が見えてきている。

STEAM化で時間割の再編へ

浅野大介

浅野大介

経済産業省商務・サービスグループサービス政策課長(兼)教育産業室長
2001年入省。2016年7月より商務流通保安グループ参事官補佐(大臣官房政策企画委員)として部局再編を担当し、教育サービス産業室(現:教育産業室)を立ち上げた。2017年7月より大臣官房政策審議室企画官、10月より教育産業室長を兼務。2018年7月よりサービス政策課長に着任。教育産業室長は引き続き兼務。

変化の激しい未来社会において経済・産業を支える自立した社会人を育むために、経済産業省教育産業室は、2018年度に「未来の教室」実証事業を開始。企業と学校を繋ぐ実証事業プロジェクトを全国で展開している。

「未来の教室」では「学びのSTEAM化」と「学びの個別最適化」を重視。「学びのSTEAM化」は、社会課題をテーマに文理融合の知識をフル活用して、社会に新たな価値を創造するために、多様な知識・スキルを獲得し、その力を発揮していく学び方の普及を目指す。

また、子ども達のワクワクを原動力に、「知る」と「創る」のサイクルを回しつつ…

(※全文:2173文字 画像:あり)

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