指導者用デジタル教科書の連携と遠隔授業に対応する4K大型提示装置[AD]
ソニーの4K 大型提示装置は、パソコンを接続しないでも指導者用デジタル教科書を使用できる。さらに遠隔授業にも対応できる。東京書籍やマイクロソフト、ロジクールと連携し、GIGA スクール構想を実現するパッケージを学校に提供する。
ソニーの4K 大型提示装置は、高画質と視認性の良さで学校から高く評価されている。こうした性能面だけでなく、遠隔授業への対応や今後デジタル教科書に対応することも大きく注目される。
遠隔授業への対応
光成和真
遠隔授業は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う学校の休校措置でニーズが急拡大した。「高画質・高精細なソニーの4K 大型提示装置を使った遠隔授業ならば、40人程度のクラスでも子どもたち一人ひとりの表情がよくわかり、板書やデジタル教科書なども鮮明に映すことができます。朝礼や学校行事の配信、教職員のテレビ会議にももちろん活用できます」とソニーマーケティングの光成和真氏は強調する。
このような遠隔授業環境を、ソニーはマイクロソフトおよびロジクールと連携し、教育委員会等へ提案を進めている。
マイクロソフトの Office 365に搭載されているコミュニケーションアプリ Teams は、ビデオ会議からチャット、課題提出など遠隔授業に求められる様々な機能を包括的に提供できる。現在 Office 365は学校に無償提供されている。
また、遠隔授業で子どもの興味を引き続けるためには、高品質な音声・映像の提供環境が必要だ。ロジクールは、ソニーの4K 大型提示装置の高画質を最大限に引き出す4K カメラやマイクなどを、教室サイズや用途に応じて豊富にラインナップしている。令和2年度補正予算には、遠隔授業に必要なカメラやマイクの購入補助金(上限3.5万円)が盛り込まれている。事業名は「学校からの遠隔学習の強化事業」※1
※1 詳細は下記をご参照ください(2020年7月22日時点)
「令和2年度補正予算概要説明~GIGA スクール構想の実現~」(https://www.mext.go.jp/content/20200509-mxt_jogai01-000003278_602.pdf, 文部科学省 令和2年5月11日資料)
「GIGA スクール構想を実現するためにも、学校の遠隔授業への対応は急務です。3社の提案は学校に最適であると考えています」(光成氏)
ロジクール
横山大介氏
当社はビデオコラボレーション領域に20年以上取り組んできました。AI を使った顔追尾やエコーキャンセルなどの最新技術を取り入れたウェブカメラやスピーカー、マイクなどのデバイスを自社生産で提供し、先生方が遠隔授業を行う際の参考になるヒントやベストプラクティスなどのコンテンツもオンラインで提供しています。
遠隔授業では、同じ教室にいない環境であっても先生と生徒がしっかりとコミュニケーションできる環境が大切です。そのためには学習コンテンツ、電子黒板、そして高品質な映像・音声の3つの要素が必要です。ソニー、マイクロソフト、当社の連携によって、これらの要素をしっかりと提供できると考えています。
日本マイクロソフト
小川実可子氏、津隈和樹氏
Office 365に含まれているコミュニケーションハブ Microsoft Teams は、現在、教育機関向けに Office 365同様に教員・学生用の無償提供を行っています。遠隔授業環境をすぐに立ち上げることができ、チャットやビデオ授業だけでなく、課題提出や採点などの機能も搭載し、高いセキュリティレベルも特徴です。授業映像はクラウド上に保存でき、反復学習にも利用できます。
緊急事態宣言後には、今すぐ遠隔授業を始めたいという自治体や学校、約50機関に導入を支援しました。ソニーの4K 大型提示装置は、遠隔授業における緊密なコミュニケーションを実現できます。パートナー各社と共に、一刻も学びを止めることなく、GIGA スクール構想への学校のスムーズな移行を支援して参ります。
東京書籍
長谷部直人氏
拡大縮小が自由自在で、映像や音声も搭載できるデジタル教科書には、紙の教科書にはない様々なメリットがあります。例えば、理科ならばパノラマ VR を使ったバーチャル野外観察、算数の図形の面積を求める問題ならば、画面上で図形を切ったり移動させたりすることによる試行錯誤のプロセスの可視化が可能です。子どもたちの教科への興味や集中力を高められるため、「もうデジタル教科書のない授業には戻れない」という評価も頂いています。
パソコンとの接続が不要でデジタル教科書が使えるソニーの4K 大型提示装置は、先生方にとって大変嬉しい製品でしょう。遠隔授業でもデジタル教科書を使用した授業の配信は効果的であり、ソニーとの連携に期待しております。
デジタル教科書
ソニーの4K 大型提示装置のもう一つの特徴は、Android 版はパソコンと接続せずに指導者用デジタル教科書を使用できることだ。(現在準備中)
指導者用デジタル教科書は教育現場に広く定着しつつあるが、大型提示装置とパソコンを繋げてデジタル教科書を操作するため、教師はどうしても生徒への目配りができなくなる。
Android TV 機能を搭載するソニーの4K 大型提示装置は、テレビのホーム画面にあるアイコンをタッチ※2またはリモコンで選択することでデジタル教科書が立ち上がり、操作することができる。「テレビの画面を直接操作することで、円滑に授業を進められます。ご要望にあわせてアプリを入れた状態で学校に導入することもできるため、先生方がセットアップに時間をかけることもありません」(光成氏)
※2 タッチパネル装着時
デジタル教科書は東京書籍の製品を先行して採用。同社は小・中・高校の教科書発行部数で業界首位であり、業界に先駆けてデジタル教科書の開発に取り組み、ほぼ全ての教科でコンテンツを揃えている。他にも NHK for School などのコンテンツも閲覧できるようにする予定だ。
ソニーの4K 大型提示装置は、電子黒板の機能や遠隔授業の機器を別途購入することができるため、教育機関の予算に合わせて順次導入することができる。
デジタル教科書は Android 版に先駆け Windows 版を近日リリース予定。ブラビアの電源をオンにすればディスプレイと接続されている miniPC が起動し、デジタル教科書一覧画面が表示される。コンテンツはクラウドから入手できる。
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