「対話的に人と関わる」経験を通して、自ら意思決定できる力を育む
福井を拠点に様々な教育支援に携わるmummは、「自分で意思決定できる人材を増やす」をミッションに掲げ、対話を通じて自分の本音と向き合い、主体的に意思決定できる若者の育成に尽力。中高生のサードプレイスを開設し、地域に人材循環のエコシステムを築いている。
自分自身に本音で向き合い、
自分で考え行動する人を増やす

村上 純一郎
株式会社mumm 代表取締役
1991年生まれ、福井県大野市出身。大野高校、金沢大学を卒業後、福井県内の会計事務所にUターン就職。新卒採用担当の経験から人材育成・キャリア教育の必要性を感じ、教育事業を展開する認定NPO法人カタリバに転職。異動の後、東日本大震災の被災地で中高生向けの教育支援事業に携わる。2020年、福井市にUターン。高校生・大学生向け事業を経験した後、2021年10月にmummを立ち上げ、2022年10月に法人化。全国高校生マイプロジェクト福井県地域パートナーも務める。
mumm(ムーム)は「自分で意思決定できる人材を増やす」をミッションに、2021年に活動をスタートした。「Make up my mind=自分で決める、決心する」がmummの由来だ。創業以来、mummは福井を中心にさまざまな学習支援や教育プログラムに携わっている。
mummの代表・村上純一郎氏は福井で生まれ、金沢大学を卒業後、福井県内の会計事務所に就職した。「新卒採用を担当し、多くの若者に接する中で、周囲の意見に流される学生が多いことに問題意識を覚えました」と、村上氏は振り返る。
キャリア教育の必要性を感じた村上氏は、東京を拠点に教育事業を展開するNPO法人カタリバに転職。カタリバでは、東日本大震災の被災地である岩手県大槌町において、…
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