daidai 対馬の「獣害」を「獣財」に 学びを広げ、地域の未来を育む

「獣害から獣財へ」を掲げ、長崎県対馬市でイノシシやシカの被害対策と資源活用に取り組む一般社団法人daidai。代表理事の齊藤ももこ氏は、子どもたちへの教育や企業研修にも力を注ぐ。学びと体験の機会を創出し、地域課題を自分事として捉える力を育んでいる。

対馬に移住し、
地域の課題と向き合う

齊藤 ももこ

齊藤 ももこ

一般社団法人daidai 代表理事
福岡県出身。日本大学獣医学科卒業後、2013年に地域おこし協力隊として長崎県対馬市に移住。2016年に一般社団法人daidaiを設立。「獣害から獣財へ」をキーワードに、イノシシやシカの鳥獣害対策、肉や革などの資源活用を通じた普及啓発活動に取り組む。

長崎県対馬市において、イノシシやシカの被害対策と資源活用に取り組む一般社団法人daidai。代表理事の齊藤ももこ氏が初めて対馬を訪れたのは、日本大学獣医学科の学生時代だった。野生動物を深く学びたいと考え、絶滅危惧種ツシマヤマネコの保護や普及啓発に関心を寄せていた。しかし、現地で耳にしたのは、イノシシやシカの被害に悩む住民の切実な声だった。

「ヤマネコの保護も大切ですが、まずは住民が困っているイノシシやシカの被害に向き合う必要があると気づきました。現場に足を運んだからこそ、見えてきた課題でした」

(※全文:2219文字 画像:あり)

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