学習療法とF-SOAIPの導入施設による成果発信
「認知症施策推進基本計画」が進む中、早期に「学習療法」と「脳の健康教室」に取り組み、研究発表を公開してきた施設の、F-SOAIP導入を通じた協創的効果の多面的発揮が、さらに期待される。
学習療法と
F-SOAIPとのコラボ
学習療法★1等の研究発表公開や講師活動の実績を有する介護老人保健施設和光園では、全職種がF-SOAIPを経過記録に導入した。記録業務の効率化と各職種の支援可視化により、ケース検討会でも、F-SOAIPを学習療法の効果検証に活用し、在宅復帰への目標設定等、当事者に最適なケアプランを導出した1)2)。そして、これら一連の取り組みを人材育成にも役立ててきた。
さらに、開催してきた「脳の健康教室」★2へのアンケートを分析するにあたり、F-SOAIPの活用を検討したので、紹介する。
F-SOAIPのミクロ・メゾレベル
での多様な応用展開
当施設では、2008年度より和光園研究発表会を開催・外部にも公開(毎回、50~100名の参加あり)してきたが、2024年度の第16回(2024年12月)では、7題のうち、F-SOAIPが実に4題で取り上げられた。
(※全文:3113文字 画像:あり)
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