先進的自治体のF-SOAIP成果をEBPMへ
先進的自治体と関係機関・専門職団体との協働によるF-SOAIPの研修や導入成果により、ガイドライン等とともに、システム搭載によるAI化がEBPM(Evidence-based Policymaking)の鍵となる。
先進的自治体のF-SOAIP成果

嶌末 憲子
一般社団法人F-SOAIP実践・教育研究所 共同代表理事
埼玉県立大学 社会福祉こども学科准教授(専門職連携教育研修センター)
看護師・介護福祉士
「専門職連携を学ぶ講座」IPWを促進するF-SOAIP 研修(Web開催)を担当。
https://seikatsu.care
保健医療福祉・教育行政やその実践現場の深刻な問題は、社会化されてようやく専門職教育を見直す後手のサイクルに陥っていないだろうか。この間、専門職や家族、利用者が困難を抱えることを放置したくない。
本号では、先進的自治体のF-SOAIP*1)の創発的成果(図1)を、これらの状況に活かし、全国で一早く展開できるよう紹介する。
マニュアルや
ガイドライン、
システム実装による
AI化がEBPMへ
図1では、自治体が主導したF-SOAIP研修を関係機関との協働や対象により3つにパターン化し、成果の概要を示した。これまでの取組みや関係性等ふまえ、最適な研修や教材作成とともに、ICT化やAIによるF-SOAIPの自動分類が進んでいる。
(※全文:1390文字 画像:あり)
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