すべての子どもが同じ学び場に インクルーシブ教育への取り組み

神奈川県は、障害の有無に関わらずすべての子どもができるだけ同じ場で共に学び、育つ「インクルーシブ教育」を小中高校で推進している。モデル校では児童生徒の「多様性を尊重する態度」や「互いの良さを活かして協働する力」が育まれている。

すべての子どもが共に学び育つ

神奈川県は、小学校段階から高校段階まで連続したインクルーシブ教育の推進に取り組んでいる(写真はイメージ) Photo by paylessimages/AdobeStock

神奈川県は、小学校段階から高校段階まで連続したインクルーシブ教育の推進に取り組んでいる(写真はイメージ) Photo by paylessimages/AdobeStock

インクルーシブ教育とは、障害の有無に関わらず、すべての子どもができるだけ同じ場で共に学び、共に育つことを目指す教育だ。

1994年の「サラマンカ声明」(ユネスコ等主催)で提唱された教育のあり方であり…

(※全文:3473文字 画像:あり)

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