失敗とくり返しが生み出す独創空間 子どもたちの秘密基地づくり

住宅や店舗などを対象に建築・設計を担う建築集団HandiHouse projectは、2019年4月から拠点である倉庫を舞台に、子ども達の秘密基地づくりプロジェクト「セイシュンラボ」をスタート。「建築×教育×遊び」の学外教育プログラムの魅力について伺った。

「建築×教育×遊び」プログラム

セイシュンラボの全景。子ども達の「秘密基地」 Photo by Yoichi Sato

セイシュンラボの全景。子ども達の「秘密基地」 Photo by Yoichi Sato

横浜市鶴見区に本拠地を置く株式会社HandiHouse projectは、「妄想から打ち上げまで」をモットーに掲げ、プランニングから実際の工事までを施主参加型プロセスで行う独自サービスを展開している。2011年の創業以来、住宅、店舗やオフィスなどさまざまな物件に携わり、プロジェクトの数は150件を超えている。

創業メンバーの1人である荒木伸哉氏は、「一般的な家づくりでは、細かく分業化されていて住まい手とつくり手が顔を合わせる機会はほとんどありません。でも…

(※全文:3499文字 画像:あり)

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