中高一貫だからこそできる教育を 知的好奇心、探究心を身につける

神奈川県を代表する中高一貫の男子校で、2019年には93名の東大合格者を出し、多くのリーダー、起業家を輩出する聖光学院中学校高等学校。2004年から校長を務める工藤誠一氏は、就任以降、様々な改革を実践。工藤校長に、これからの時代を生き抜く子どもたちに必要な教育を聞いた。

オリジナルの教育プログラム

工藤誠一

工藤 誠一

学校法人聖マリア学園理事長
聖光学院中学校高等学校校長
大学卒業後、母校である聖光学院中高にて社会科教諭として勤務ののち、2004年より校長に就任、2011年より理事長を兼務。一般財団法人神奈川県私立中学高等学校協会理事長、日本私立中学高等学校連合会常任理事等も務める。

中高一貫男子校として1958年に創立した聖光学院中学校高等学校。キリスト教主義の学校として、『多くの弱き人々に寄りそう』というカトリック的な価値観、世界観に基づいて教育を行なってきた。

同校の工藤誠一校長は「本校は、ひと言で言えば『紳士たれ』をモットーにしています。多くの弱い人々に寄り添って生きる。そして、社会のリーダーとして、高潔なミッションを持って生きるという意味をこめ『紳士たれ』と言っています」と話す。

2004年に校長に就任以降…

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