データ・実践・地域と文理融合でデジタル時代の課題解決人材を育成

旭川市立大学は2026年4月、地域創造学部を開設した。データサイエンスを必修とする文理融合教育と、地域の企業や自治体と協働するPBLを柱に、地域課題を解決する人材を育てる。地域創造学部長の須田孝徳教授に、カリキュラムの特色と地域活性化への展望を聞いた。

「地域創造学部」が目指す
3つの人材育成像

須田 孝徳

須田 孝徳

旭川市立大学 地域創造学部長・教授
1964年、北海道紋別市生まれ。北見工業大学を卒業後、大手電機メーカーで水車発電機の設計に従事。その後、北海道大学で技術職員や助教などを務め、在職中に中小企業診断士の資格を取得。工学部として2例目となる大学発ベンチャーを立ち上げる。さらに、中小企業基盤整備機構北海道本部「北大ビジネス・スプリング」でチーフインキュベーションマネージャーや北海道大学産学・地域協働推進機構で産学連携マネージャーを務める。苫小牧工業高等専門学校では教授・副校長を歴任。2023年に旭川市立大学に着任し、26年4月、地域創造学部の設置とともに学部長に就任。博士(工学)。

旭川大学を前身とする旭川市立大学は2023年4月に公立大学として新たにスタートした。経済学部、保健福祉学部、地域創造学部の3学部、大学院の地域政策研究科、短期大学部の食物栄養学科、こども地域学科を擁し、経済・経営や観光、まちづくり、食、保育・福祉などを学びながら、地域と連携した実践活動にも取り組める大学だ。

2026年4月に開設した地域創造学部(地域創造学科)は、持続可能な地域づくりのために、地域を取り巻く課題に対して主体的に関わり、他者と協働しながら豊かな発想力で地域の未来を創る人材の養成を目指す。養成する人材像をより具体的に示すと、以下3つを想定している。

①地域の多様な問題に主体的に挑戦する意欲を持ち、データサイエンス、土木・建築学、経営学などの知識を、地域課題の発見・分析・解決に活かせる人材

(※全文:3525文字 画像:あり)

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