国際平和文化都市「広島」で5つのコンピテンシーを育成する

2021年、広島市に新たな県立大学として開学した叡啓大学。未来をつくる人材を育てる大学を掲げ、「修得」と「実践」のサイクル「学びのスパイラル」を通じて、5つのコンピテンシー(資質・能力)「グローバル・コラボレーション力」「先見性」「戦略性」「実行力」「自己研鑽力」を育成している。

2021年4月に開学した叡啓大学。ソーシャルシステムデザイン学部ソーシャルシステムデザイン学科があり、入学定員は100人。

写真は全て叡啓大学の提供。

実社会のリアルな課題に挑み
課題解決演習で実践力を育む

2021年に開学し、広島市の中心部に位置する広島県公立大学法人叡啓大学。「自らが将来のありたい社会を創ること」、そのために、「自らが課題を発見し、解決策を立案し、他者と協働しながら、リーダーシップを発揮し、実行することを通じて、新たな社会価値を生み出すこと」を理念としている。

特長の一つが、すべての科目と授業で、学生参加を促す授業スタイル「アクティブ・ラーニング」を積極的に取り入れていることだ。1クラス25人の少人数教育のもと、教員による一方向的な講義は最大20%程度を目安に、学生同士の対話やグループディスカッション、質疑応答の時間を多く確保することで、主体的に学べる授業を設計している。

(※全文:1200文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。