経済産業省の「SCS評価制度」から必要なセキュリティ対策を考える

近年、多発している企業に対するサイバー攻撃。新たな次元のセキュリティ対策が求められるなかで、経済産業省は「SCS評価制度」の構築を進める。その概要や背景などについて、セキュリティの信用評価サービスを提供するアシュアードでセキュリティエキスパートを務める脇貴志氏に話を聞いた。

攻撃者が狙いやすい取引先
リスク要因は「再委託先」

脇 貴志

米脇 貴志
株式会社アシュアード セキュリティエキスパート

経済産業省は、サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)の検討を進めている。その背景には、企業へのサイバー攻撃事案が頻発し、サプライチェーン全体におけるサイバーセキュリティ対策の強化が求められていることがある。具体的な課題としては、発注元企業など外部からは委託先のセキュリティ対策状況の判断が難しいことや、委託先企業は複数の発注元企業から様々な対策を要求される対応のハードルなどが挙げられている。

経済産業省の「情報セキュリティサービス基準」適合認定サービスであり、セキュリティ評価のプラットフォームサービスを提供しているアシュアードでセキュリティエキスパートを務める脇貴志氏は次のように話す。

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