地域の社会課題を通じて、高校生・大学生の実践的な学びを実現

少子高齢化が進む中で地元への若者定着は、地方都市にとって深刻な課題だ。石巻専修大学は、高大産連携プロジェクトを通して、地域の理解を深め、地域の人材育成と活性化をテーマに様々なプロジェクトを展開している。

実践的な教育を理念に、産学連携をスタート

高橋郁雄 石巻専修大学事務部次長

高橋郁雄 石巻専修大学事務部次長

宮城県石巻市に位置する石巻専修大学。開学は1989年で、今年創立30周年を迎えている。理工学部・経営学部・人間学部の3学部で構成する同大学は、「社会に対する報恩奉仕」という建学の精神のもと、21世紀ビジョンとして「社会知性(Socio-Intelligence)の開発」を掲げている。

「社会知性」とは、グローバル化の拡大や少子高齢化の進展に伴う社会課題など、様々な諸課題に対し、専門的な知識・技術と…

(※全文:3527文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。