200年以上の歴史を誇る「学都」 時代の先端を行く教育・研究活動

宮城県・仙台市は、江戸時代から「学都」として発展してきた。仙台藩では藩校・養賢堂から蘭学や医学分野の傑出した人材が多数輩出され、明治末からは東北帝国大学を中心に、日本をリードする研究・教育が行われた。

文運興隆の礎を築いた伊達政宗

伊達政宗は仙台藩の経済・文化発展の礎を築いた(仙台観光国際協会提供)

伊達政宗は仙台藩の経済・文化発展の礎を築いた(仙台観光国際協会提供)

江戸時代に成立した仙台藩は、現在の宮城県全域と岩手県南部、福島県の一部を治め、東北の経済・文化の中心地として栄えた。

初代仙台藩主の伊達政宗(1567~1636年)は、北上川の水路整備や…

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