佐賀県教育長 志と誇りを醸成し、「自分で決められる子ども」を育む

佐賀県は「自分で自分のことを決められる子どもに育てたい」という明確な方針のもと、子どもの主体性を尊重する教育を推進。志と誇りを高める教育やICT教育の推進、学校における働き方改革や部活動改革など、佐賀県の重点施策について、県教育長の甲斐直美氏に話を聞いた。

子どもの主体性の育成に向けて
大人の関わり方が問われる

甲斐 直美

甲斐 直美

佐賀県教育委員会 教育長
1987年、佐賀県庁に入庁。地域交流部副部長、健康福祉部男女参画・こども局長、健康福祉部長、総務部長などを歴任。2023年6月、佐賀県教育委員会教育長に就任。

──佐賀県では、教育の基本方針や目指す方向性をどのように描かれていますか。

本県では、2024年1月に「佐賀県教育大綱Vol.3 -人づくり大県 さが-」が策定されました。教育は子どもに関わる家庭、学校、地域、企業、そして子ども自身が、同じ方向を向いて関わることが必要です。そのため、誰とでも共有できる言葉でこれからの施策の方向性を定めることが不可欠です。そこで、子どもに関わる大人に教育への想いを届けるため、読みやすい分量となっています。

教育大綱の冒頭において、「自分で自分のことを決められる子どもに育てたい」という一文を記しています。分かりやすい表現で教育の方向性を示し、…

(※全文:5080文字 画像:あり)

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