入園準備に関するアンケート 重視するポイントは先生の質

小学館集英社プロダクションは10月21日、未就学児を持ち、同社の展開する「ドラキッズ」に通学する全国の保護者を対象に実施した、入園準備に関するアンケート調査の結果を発表した。幼稚園と保育園、それぞれ通学する園により、求めることがやや異なる結果となった。

本調査において、幼稚園児の保護者が幼稚園選びで「とても重視する」「重視する」ポイントは、「先生の質」(94.2%)、「教育方針」(92.5%)、次いで「通いやすさ」(89.8%)が多いことがわかった。一方保育園児の保護者は、「通いやすさ」(96.1%)、「先生の質」(91.5%)、次いで「保育時間」(85.0%)となり、いずれの園選びでも「先生の質」が9割を超えた。

表1 幼稚園選びのポイント(n=413)

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表2 保育園選びのポイント(n=153)

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また、幼児教室に通って解消された不安・よかったと思うことついては、幼稚園児では「母子分離」「お友だちと仲良くできるか」といったコミュニケーションにかかわる項目が上位となったのに対し、保育園児では、「数を数えられる」「鉛筆を使える」などの学習にかかわる項目が上位となった。

表3 幼児教室で解消された不安(幼稚園児)

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表4 幼児教室に通ってよかったこと(保育園児)

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同社は満1歳から小学3年生までを対象にした、小学館の幼児教室「ドラキッズ」を展開している。同調査は、全国のドラキッズに通う未就学児を持つ保護者763名を対象に、8月13日から8月31日の期間、インターネットで実施された。