宮崎県新富町で「つくる人」を生み出す新プロジェクト こゆ財団
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(所在地:宮崎県児湯郡新富町、以下「こゆ財団」)は、新富町文化会館「ルピナスみらい劇場」の2026年4月リニューアルにあわせ、劇場を起点に新富町内外に「つくる人」を生み出す町づくりプロジェクト『MIRISE(ミライズ)』を始動すると発表した。
こゆ財団・プレスリリースより。
MIRISEでは、新富町および新富町の人々と関わり、事業や作品、プロジェクトといった新たな価値を生み出す存在を「創造人口」と定義。年間30プロジェクト・100作品・創造人口1000人の創出を目標に置き、「ルピナスみらい劇場」から新富町に多様な人々と多彩な想像が溢れるまちが育まれていくことを目指すという。
アーティストや起業家に限らず、農業、事業、商品、企画、場づくりなど、自ら描いた想像を形にしようとする多様な人々がつながり、実践者としての「つくる人」を町全体で育んでいく。オンライン上ではなく深くリアルな体験としての「つくる」こと、また同じ時間と空間を共有する中で育まれる「つながる」関係性を重視した取り組みを通じて、AI活用やスキルに捉われず、自分自身および他者と向き合い新たな問いを立て、既存の想像の範疇を超えた創造を生み出す存在を増やし町全体の経済発展につなげていく。
MIRISEは、文化芸術を起点に、以下の3つの変化を生み出すことを目指している。
(1)新富町経済への貢献
演劇や映像作品などの文化施策を他分野と掛け合わせることで、新富町で生産されている商品が国内外へと広がっていく流通の活性化や、伝統産業の事業承継、起業、分野横断的な共創事例が継続的に生まれる環境を育む。文化を一過性の「消費」で終わらせるのではなく、創造的な活動を地域の経済循環へと確実に接続していくことを重視する。
(2)つながりが深くなる場作り
劇場を起点に、新富町民とともに作品づくりや多様なプロジェクトを進めていくことで、町の新たな魅力に出会う機会を生み出す。表現や実践を通じた関係性を育むことで、新富町が「もっと関わりたい」「もっと好きになれる」場所となることを目指し、世代を横断した交流や対話が自然に生まれる場や、若年層が地域で新たな挑戦を始め、継続できる環境づくりにもつなげていく。
(3)つくり手とともに育つ町へ
新富町を訪れる人を増やすことにとどまらず、町とともにアイデアを形にしていく「つくる人」として関わり続ける存在を増やすことを目指す。年間1000人の創造人口を創出し、新富町と深く関わる人の層を継続的に広げていくことで、3年後には新富町の人口の約5分の1が「つくる人」として関与する状態を生み出すことができ、イノベーションや共創が起こりやすい環境の形成と、それに伴う経済的な波及効果が期待されるとしている。