ソニー流人材育成 「個」の成長が、会社の成長へ

創業時から「自分のキャリアは自分でつくる」と掲げ、6事業で世界約11万人の従業員を抱えるソニー。事業や社員の多様性を生かした人事制度・人材育成の仕組みや、互いの価値を高め共に成長するための会社と社員の理想的な関係の育み方について聞いた。

社員約11万人の多様性を生かす、人材戦略とは

1946年の創業時から75年を経た今も生き続ける、「自分のキャリアは自分でつくる」というソニーの文化。「夢と好奇心」「多様性」を企業の Values（価値観）に掲げる根底には、「多様性があるからこそ事業も育っていく」という考え方があるという。

池山一誠

ソニーピープルソリューションズ株式会社
人材開発部 統括部長

ソニーグループの人材育成を担うソニーピープルソリューションズ 人材開発部 統括部長の池山一誠氏は、「個人の多様性と主体性を大切にしているのがソニーの企業風土。こうした企業風土に根ざした人事制度は、他社に負けない競争力があると思います。従来型の横並びや階層別教育を乗り越えた学びの場には…

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