サラリーマンから専門学校教員へ 産学を往還した実践的な学びを提供

実務家教員の必要性の高まりを受けて、社会情報大学院大学では「実務家教員養成課程」を設置、既に第6期生までを輩出している。第2期生として同課程を修了し、現在、会社と専門学校の非常勤講師を両立している北見賢一さんに、実務家教員になるまでの道のりを聞いた。

35年のサラリーマン人生を経て、教員の道へ

高度に複雑化した現代社会において、専門職大学、専門職大学院をはじめ、専門学校、私教育、人材育成会社、組織内研修、企業内大学など、あらゆる分野で産業界と学術界を繋ぎ、より実践的な学びを提供することのできる実務家教員が求められるようになっている。

実務家教員には、社会のあらゆる場に偏在する「実践知」を継承・教育可能な「形式知」に置き換え…

(※全文:2112文字 画像:あり)

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