産学官一体の取り組みで、修了生の活躍・評価を可視化

リカレント教育の拡大には、学修成果の把握・可視化を含めた教学マネジメントの発想が必要だ。文部科学省は来年度から、社会人を学びに導くマネジメント能力も持ったファシリテーターの育成事業を始める。大学や企業にも、修了生の活躍や評価の可視化への取り組みが求められる。

受講後のキャリアが見えない

リカレント教育に関心はあっても、受講後のキャリアが見えず躊躇する人は多い(写真はイメージ)

リカレント教育に関心はあっても、受講後のキャリアが見えず躊躇する人は多い(写真はイメージ)

時代の変化とスキルの陳腐化のスピードが早まり、社会人の学びに対する意欲は確実に高まっている。しかし、リカレント教育に関心はあっても、学び直しの成果が社会でどう評価されるかわからない、受講後のキャリアが見えないという理由で、二の足を踏む社会人は多い。

35歳以上の転職サイト利用者に対するリカレント教育のアンケートによれば…

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