教育事業にブレイクスルー思考を適用して生まれるものとは
ブレイクスルー思考は「過去の延長線上に未来はない」を前提に、物事の本質にせまる考え方だ。中心にコンポン主義という方法を用いて未来をデザインする。教育への活用は大きな成果を生むだろう。
モノの本質と顧客の潜在ニーズ
上田 隆穂
マーケティングにおいては、モノの本質と顧客の潜在ニーズを探り、両者をマッチングさせることが大ヒットとなるキーと言える。たとえば、オラクルひと・しくみ研究所代表の小阪裕司さんが日経MJ に書いた内容に小売業の本質に迫る面白い話がある(「招客招福の法則」シリーズ)。
防水スプレーは、梅雨時はよく売れるが、常識的には12月には売れない。ところが、「12月は忘年会シーズン。ビールやお酒が服にかからない自信がありますか」という POP によって爆発的に売れた。夫の洋服が汚れて一番大変な奥さんが、防水スプレーに飛びついたわけだ。液体でぬれたり…
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