宇宙エレベーターから問題解決を学ぶ STEAM教育の最新事例

問題解決能力や想像力など、21世紀型スキルの獲得に役立つとされる STEAM 教育。「宇宙エレベーターをテーマとした問題解決学習」に取り組む神奈川大学附属中・高等学校の事例から、STEAM 教育の設計方法や推進のポイントを考える。

STEAM 教育の真価

小林道夫

小林道夫

神奈川大学附属中・高等学校副校長、
宇宙エレベーターロボット競技会実行委員長

神奈川大学附属中・高等学校は30年前、つまりインターネットが普及する以前から中学3年生にプログラミングを教えるなど、ICT 教育・プログラミング教育の先進校として知られる。2018年度からは、1人1台のタブレット PC を利用した学習をスタートさせている。

近年は、理数教科やリベラルアーツを統合的に学習する STEAM(科学、技術、工学、リベラルアーツまたは芸術、数学)教育に重点を置いており…

(※全文:1843文字 画像:あり)

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