LoiLoと京都市が協定 全市立学校でロイロノート・スクール導入

LoiLoと京都市は2月17日、GIGAスクール構想実現に向けて、教育活動に関する連携協定を締結した。これにより京都市のすべての市立学校で、授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」の運用が始まる。

連携協定は、児童生徒の「学びの保障」やこれからの学びにおいて、クラウドサービスを活用した教育活動の充実を目指して授業支援システム「ロイロノート・スクール(クラウド版)」を活用し、京都市立学校における成果や課題の共有、発信を図ることを目的としている。協定内容は、(1)京都市立学校教職員及び児童・生徒に対するロイロノートの無償利用の提供(2021年2月12日から2023年3月31日まで)、(2)ロイロノートの活用に必要な京都市立学校教職員への研修の実施、(3)ロイロノートの活用に係るフィードバック、クラウドサービスの活用による学習効果等の検証や成果の発信の3点。

京都市では2019年度から、市立小・小中・中・総合支援学校138校のコンピュータ教室に、既にロイロノート・スクール(サーバ版)を導入している。今回の協定締結により、1人1台の配備端末においてロイロノート・スクール(クラウド版)が利用可能となる。なお全国の政令市においては、横浜市・新潟市・熊本市がロイロノート・スクールを導入している。

21.2.26news1

LoiLo 杉山竜太郎代表取締役(左)と京都市 在田正秀教育長(右)