高知県香美市教育委員会とSky、校務スマート化支援アプリ「SKYMENU Mobile」の実証研究開始
Sky株式会社(代表取締役会長:大浦淳司氏)は、高知県香美市教育委員会と連携し、校務のスマート化を支援するアプリケーション「SKYMENU Mobile」の実証研究を2026年6月18日から開始した。期間は2027年6月30日までの1年間である。対象は、香美市立山田小学校、楠目小学校、大宮小学校、大栃小学校の4校と、鏡野中学校、香北中学校、大栃中学校の3校を合わせた計7校で、教職員140名に校務用スマートフォンとSKYMENU Mobileを導入し、効果を検証する。
近年、学校現場では校務の一部を教職員の私用スマートフォンで行うケースが見られるようになり、情報セキュリティ上のリスクの高まりや、個人端末への依存による運用の属人化が課題として指摘されてきた。行事や授業で撮影した写真データの扱い方、校務連絡を速やかに行う方法、安全な情報共有の手段は、学校ごと、教職員ごとに対応が分かれやすく、管理の煩雑化やリスク増大を招く要因になっていたという。
SKYMENU Mobileは、こうした課題の解消を目的に開発されたアプリケーションだ。校務用スマートフォン上で、安全な写真の撮影と管理、教職員間の連絡、業務タスクの管理を行える環境を整え、情報管理の一元化と運用ルールの標準化を後押しする。今回の実証研究では、私用スマートフォンに頼っていた運用から公用の環境へ移行することで、教職員の業務負担がどの程度軽減されるか、また安全な情報管理の体制がどのように確立されるかを、1年間を通じて定量・定性の両面から検証していく。
検証する項目は、教職員の業務負担軽減への効果、校内コミュニケーションの円滑化、写真管理の効率化とセキュリティ向上、校務用スマートフォンの活用による働き方の最適化、校務DX推進に向けた実践的な運用モデルの構築の5点である。導入前後に実施するアンケート調査と日々の利用ログをあわせて分析し、教職員の働き方の変化や校務改善の成果を明らかにする方針だ。
Skyは、実証研究を通じて得られた知見をもとにSKYMENU Mobileの機能改善を進め、全国の教育委員会や学校に向けた校務改革モデルの構築につなげたい考えを示している。ICTを活用した学校現場の課題解決に引き続き取り組み、子どもたちの学びの充実と教職員の働き方改革の両立を目指す。