生成AI、ID基盤、研究DX… 大学改革の今がわかる「大阪大学DXサミット2026」、8月28日開催
大阪大学OUDX推進室は2026年8月28日(金)、「大阪大学DXサミット2026」を大阪府吹田市の大阪大学吹田キャンパス銀杏会館3階・阪急電鉄・三和銀行ホールで開催する。昨年に続く開催で、対面参加とYouTubeライブ配信を組み合わせたハイブリッド形式をとる。参加費は無料(意見交換会は3,500円・税込)で、Peatixから申し込む。
昨年のイベントは「デジタル学生証」をテーマに据え、大学DXの社会実装について議論した。今年は対象をさらに広げ、教育・研究・経営、そして社会との連携まで含めた「大学DX全体」を主題に設定する。生成AI活用、データ基盤、研究DX、教育DX、ID基盤といった各領域における国内大学の取り組みが一堂に共有される場となる。
大阪大学自身も登壇し、自学のDX推進事例を紹介する。同大OUDX推進室副室長・教授の鎗水徹氏は「教育・研究・経営をデジタルで変革する——大阪大学の研究DX、生成AI基盤の実例紹介(仮)」と題した講演を担当する予定だ。OUDXとは、大阪大学の中長期経営ビジョン「OUマスタープラン2027」のもと、教育・研究・経営を横断してデジタル変革を進める全学的な取り組みを指す。
2022年4月にOUDX推進室が設置されて以来、統合ID基盤「OUID」の構築や顔認証による入場管理システムの導入、デジタル学生証・教職員証の全学交付など、具体的な社会実装が積み重なっている。
他大学からは、香川大学情報化推進統合拠点DX推進研究センター センター長の八重樫理人氏と、学校法人立命館総合企画部総合企画課課長の浅田智史氏が登壇する。八重樫氏は「香川大学のDX推進及びDX推進人材育成の取り組み」と題し、業務システムやAIエージェントの内製開発、業務データ分析、DX人材育成事業などの実践を紹介する。単なるシステム導入にとどまらず、業務や組織のあり方そのものを変えることがDXの本質だという考えが、香川大学の取り組みの根底にある。
浅田氏は「学校法人立命館のDX推進戦略の実践と課題について」として、データ基盤の整備やCRMを中心とした全学共通基盤の導入、生成AI活用など、大学固有の課題と今後の方向性を報告する。九州大学情報システム部情報企画課課長補佐の上田将嗣氏も登壇し、同大の取り組みを共有する。
午後4時15分からは「大学DX推進の壁をどう越えるか?」をテーマにパネルディスカッションが行われ、香川大学・九州大学・学校法人立命館の3名が登壇者として議論に臨む。ファシリテーターは鎗水氏が務める。
開会挨拶は大阪大学D3センター長の下西英之氏が行い、政策としての大学DXをめぐる講演や社会実装事例の紹介なども予定されている。登壇者・講演内容は決定次第、順次更新される。
会場は大阪モノレール「阪大病院前」駅から徒歩5分ほどの場所にある。現地参加者を対象に、イベント終了後の17時45分から19時15分まで意見交換会も開催し、実務担当者同士のネットワーキングの場となる。
意見交換会および現地参加の締め切りは2026年8月21日(金)23時59分で、定員に達した時点で受け付けを終了する。オンライン参加はイベント開始直前まで申し込み可能だ。