デジタル会員証を活用した生涯学習支援の共同実証を開始 佛教大学

佛教大学と西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は、佛教大学オープンラーニングセンター(O.L.C.)の約1,300名の会員を対象に、デジタル会員証を配布し、デジタル会員証を活用した生涯学習の意欲向上や機会増を図る実証実験を6月1日より開始した。

人生100年時代を迎える今、いつでもどこでも学べる、個々の生涯学習を支える仕組みが必要とされている。その実現のため、大学にはこれまで以上に、多様な課程・プログラムや講義の実施形態の工夫が求められる。

一方、大学教育と社会人教育、それぞれの学生の情報を紐づけすることが難しく、個人ごとの生涯を通じた学習履歴の管理が煩雑であり、大学としても個別最適な指導に活用することができないという課題があった。 

同実証実験では、「いつでも、だれでも、どこからでも」学ぶことができるように多様な受講スタイル、会員種別で生涯学習を提供しているO.L.C.がNTT西日本と共同で行うことで、学修履歴の可視化による学習効果等の検証、講座運営のDX・ICT活用、会員の利便性向上に役立てるとしている。

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