モチベーション向上には、「感情報酬」が不可欠

社員の意欲を高める組織づくりのポイントは何か、また、マネージャーにはどのような取組みが求められるのか。独自の「モチベーションエンジニアリング」技術を基に、組織の改善・変革を支援しているリンクアンドモチベーションの坂下英樹社長に話を聞いた。

日本のビジネスパーソンは
なぜモチベーションが低いのか

坂下 英樹

坂下 英樹

株式会社リンクアンドモチベーション
  代表取締役社長
1967年生まれ。1991年株式会社リクルート入社。2000年に現会長の小笹芳央氏と株式会社リンクアンドモチベーションを設立、取締役に就任。2013年より現職。「経営者のパートナー」として、組織診断、理念策定・浸透、研修プログラム開発、人事制度構築、採用コンサルティングに携わる。大手・中堅・ベンチャー企業問わず、顧客をモチベーションカンパニーへと導き、グループを代表する組織変革事例を数多く創出している。

── 一般に日本のビジネスパーソンのモチベーションは低い傾向にあると言われますが、その要因について、どのように見ていますか。

大きな要因は、仕事を「やらされている」感覚を持つ社員が多いことだと思います。その背景には、日本企業で長らく続いてきた、メンバーシップ型雇用が関係しているかもしれません。

(※全文:2972文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。