京大が企業経営幹部向けの教育プログラムを新設

京都大学経営管理大学院と京大オリジナルは、全社経営を担う候補者(取締役、執行役員クラス)を対象とした「京都大学エグゼクティブ・ビジネスプログラム」を6月に開講すると発表した。

京都大学エグゼクティブ・ビジネスプログラム

日程は2020年6月から2021年1月までで、月1~2回開講する。東京および京都で開催し、初年度定員は10~15人を見込む。受講料は250万円。

同プログラムでは、価値マネジメント、マーケティング、ファイナンス、経営戦略、サービスマネジメント、経営管理などの伝統的な経営学に加えて、M&A、ESG、社会起業、科学技術、デジタル化、デザインシンキングなどの新しいビジネスの潮流までを総合的に学び、ビジネスリーダー・経営者として不可欠な知識を身につける。また、自社経営計画のプレゼンテーションや社長就任演説の作成などにも取り組む。

プログラム長には京都大学経営管理大学院特別教授でボストンコンサルティンググループシニア・アドバイザーの御立尚資氏が就任。講義では京都大学 MBA の教授陣や第一線のビジネスパーソンが教壇に立つほか、華道家元や禅寺住職も招き、日本の伝統や美意識、おもてなし経営などについても学んでいく。