山形大、NTT東と連携協定を締結 来春設置の大学院「数理情報システム専攻」にて共同で教育研究を実施

山形大学は11月7日、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と連携協定を締結した。

山形大は来春、大学院理工学研究科に新たに「数理情報システム専攻」を設置(入学定員88名)。情報科学とデータサイエンスを基盤に、サイバー空間とフィジカル空間の融合を通じ社会課題の解決をリードすることのできる、高度情報専門人材の養成を目指す。

同専攻における教育研究を、社会と結びついたより実践的なものとすべく、この度NTT東と連携協定を締結した。

ネットワークサービスの提供に加え、AIやIoTといったデジタル技術を通じた地域課題の解決にも取り組むNTT東の人的・物的・知的資源を活用する。具体的には、NTT東から実務家教員を招聘するほか、同社への学生インターンの派遣を行う。加えて、教育分野におけるDXの推進や、情報通信技術の共同研究にも取り組む予定。

学術的観点と実務的観点をかけ合わせることで、地域にデジタルイノベーションを起こすことのできる人材を養成していきたいとしている。