働き手と地域企業をつなげる「複業」の新サービスを開始、京都信金

京都信用金庫は、組織や立場をこえて「自分らしく働き、チャレンジしたい」という地域の働き手と地域企業をつなげる複業プラットフォームとして、複業コミュニティサービス「まちごとオフィス」と複業人材シェアサービス「まちのタレントバンク」を開始する。

「まちごとオフィス」は街を丸ごと一つのオフィスに見立て、自分らしく働きたい人が組織や立場の垣根をこえて集い共に創る、複業(副業・兼業)コミュニティ。同サービスは、京都信用金庫の社内ベンチャー事業である「京信人材バンク」で運営する、専用アプリを活用した複業実践者や複業(副業・兼業)に関心のある個人の働き手向けの会員サービスだ。

株式会社スタメンの運営するオンラインサロンアプリ「FANTS」を活用し、専用アプリに登録・入会した会員メンバーに対する複業実践者や地域企業の生の声など仕事に関する情報発信や、そのような人たちとの交流機会の提供といった副業前支援から開始する。地域の新しい働き方づくりを後押しする、金融機関初の複業コミュニティアプリサービスとなる。

また、事業者向けの複業人材シェアサービスとして、主に京都信用金庫の取引先事業者に対して「まちごとオフィス」に登録する個性やスキルを持った複業人材を社外のサポーター“まちのタレント”として紹介する「まちのタレントバンク」を試行的に開始し、順次拡大していく。

世の中では新しい働き方が増え、自分でキャリアをデザインすることが必要な時代になってきている。そんな中「自己成長や自己実現、社会貢献のための複業(副業・兼業)」は一つの選択肢だ。しかし、「日常生活の中で、なかなかそういった働き方に触れる機会がない」「どこにいけば、リアルな情報を得られるのかがわからない」という声もある。地域のユニークな働き方を実践している方々や地域の企業とつながりながら、社会で自分の経験やスキルを活かす方法を考え、そして試せる場所を地域につくることが求められている。

京都信用金庫では、「まちごとオフィス」が地域で一番垣根のない仕事場として自分らしい働き方へのチャレンジを応援するものとなることを目指すとともに、組織や立場の垣根をこえた“ワクワクする協働”が当たり前になる社会を目指している。

22.1.18news3

京都信用金庫・プレスリリースより