昭和女子大、全国女子大学で実就職率が11年連続でトップに

昭和女子大学の2021年3月卒業生(2020年9月卒を含む)の実就職率が92.9%となり、「2021年最新実就職率ランキング(大学通信発表/7月21日現在)」で、卒業生1000人以上の女子大学で11年連続ナンバー1を達成した。

また、全国の国公私立大学では、上位を工業系、福祉系、国公立の大学が占める中、14位にランクイン。私立大学としては、全国9位となった。

昭和女子大学では、学生が職業・就業を中心に据え、自分の生き方を設計する力を身につけられるよう、4年間を通じて充実したキャリア支援を行っている。キャリア科目、キャリア支援プログラムに加え、独自の「社会人メンター制度」では、幅広い分野で多様なキャリアを積んだ約300人の社会人女性と直接出会い、対話することで、学生は将来の自分をイメージすることができるという。

昭和女子大学のキャリア教育と支援制度を卒業生がどのように評価しているかを把握する目的で実施した「卒業生調査」では、在学中に「社会人メンター制度」を活用した人は現在の仕事の満足度が総じて高い結果が出ている。

・項目 (満足度)  ※右から活用者、非活用者
「社会に貢献できている」 85.3%,66.2%
「責任のある仕事を任されている」 78.9%,61.0%
「自分が設計した生き方を実践できている」 63.2%,54.4%
「自分のキャリア目標に近づくことができる」 53.7%,43.4%
「大学で学んだ知識・技能を活かせている」 52.6%,38.2%

・昭和女子大学「卒業生調査」
 調査期間:2020年12月9日(水)~2021年1月11日(月)
 調査対象:昭和女子大学2017年度卒業生(配布数1,246・回収数236)
 調査方法:ウェブアンケート

21.7.27news1

Photo by あばさ