経産省、大学等を中心とした「地域イノベーション拠点」を選抜

経済産業省では、「J-Innovation HUB 地域オープンイノベーション拠点選抜制度」の第5回公募について、厳正なる審査の結果、10拠点を選抜した。今後、経済産業省が一つ一つの拠点と対話しながら、課題やニーズに合わせた支援を行うとしている。

「J-Innovation HUB 地域オープンイノベーション拠点選抜制度」は、大学等を中心とした地域イノベーション拠点の中で、企業ネットワークのハブとして活躍している産学連携拠点を評価・選抜することにより、信用力を高めるとともに支援を集中させ、トップ層の引き上げを促進する制度だ。「国際展開型」と「地域貢献型」の2類型について、選抜を行っている。

「国際展開型」とは、海外・国内グローバル企業との産学連携活動を積極的に行い、今後の更なる海外展開を目指している拠点だ。一方、「地域貢献型」とは、地域の課題解決や地域経済の振興等を目指し、地域の企業や地方公共団体との産学連携活動を積極的に行っている拠点となる。

今回、選抜された拠点は下記のとおり。

◆国際展開型
大阪大学:レーザー科学研究所
神戸大学:先端バイオ工学研究センター
北海道大学:創成研究機構・宇宙ミッションセンター 

◆地域貢献型
愛媛大学:社会連携推進機構
神戸大学:神戸大学産官学連携本部
神戸大学:未来医工学研究開発センター
埼玉大学:オープンイノベーションセンター・先端産業国際ラボラトリー
滋賀大学:データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター
順天堂大学:大学院医学研究科 AIインキュベーションファーム
豊橋技術科学大学:技術科学イノベーション研究機構

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