宮城県丸森町の起業家育成、第1期生5人全員が事業立ち上げを達成

株式会社MAKOTO WILL(仙台市)が運営事務局を務める、社会的課題解決先進地の宮城県丸森町を舞台にした起業家育成プロジェクト「まるまるまるもりプロジェクト」の第一期メンバー5人全員が、3年間の期間内に事業立ち上げを達成した。同プロジェクトは、宮城県最南端に位置する人口約1万3千人の消滅可能性都市(丸森町)を舞台に、地域協力活動への報償の付与や起業サポートを提供するプロジェクトだ。

具体的には丸森町で起業する人を募集し、「月々20万円程度の地域協力活動への報償を最長3年間支給」、「居住支援:物件情報の紹介」、「ベンチャー支援の専門家による事業化サポート」、「クリエイティブの専門家による見せ方・伝え方のサポート」、「その他連携企業からのサポート」など、さまざまな応援体制でバックアップしている。

今回、第1期メンバーであるHütte Momo・早川真理氏、MFOTEC・平岡学氏、ヒトラボ TOHOKU・柴田北斗氏、LADDA Design・豊田拓弥氏、ザミラ株式会社・高野真一氏が卒業する。1月22日には、5人が各々の3年間の活動やこれからの展望について語る「まるまるまるもりプロジェクト」の活動報告会を開催する。

21.1.15new3

「まるまるまるもりプロジェクト」の第一期メンバー