地域・教育魅力化プラットフォーム、あしたの寺子屋が協業を開始

一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォーム(所在地:島根県松江市、 代表理事:岩本悠氏)は、株式会社あしたの寺子屋(所在地:北海道札幌市、代表取締役社長:嶋本勇介氏)と、両者のビジョンを実現するための「越境教育エコシステム」創出に向けて、4つのテーマで協業を進めていくことを発表した。

今回の協業の背景として、少子化が加速する過疎地域等においては、教育資源(教職員数・生徒数・科目数・部活数等)が少ないため、「学校と地域・社会」や、「学校同士」をつなぎ、多様な教育資源を柔軟に組み合わせながら、生徒の多様なニーズに個別最適・協働的に対応できる環境を整備することが急務となっている。

こうした地域においては、地域との協働体制により、地域資源を効果的に活用できるようにするとともに、遠隔・通信・オンライン活用によって、これまで不足していた教育リソースを補完することや、他の地域への越境・留学の機会保障により、多様な生徒や文化などとの出会いや交流も実現できる全国ネットワークモデルの実現を目指す必要がある。

上記の背景のもとで、「世界を拡げる一歩目をどこからでも」というビジョンを掲げるあしたの寺子屋と「意志ある若者にあふれる持続可能な地域・社会をつくる」というビジョンを掲げる地域・教育魅力化プラットフォームは、中高生たちの越境教育エコシステム創出に向けた包括的なパートナーシップを締結した。

両社は協業し、「高校留学受入れ地域を広めるためのプログラム提供」「地元中高生向けサービスの創出」「高校生たちをサポートするプラットフォームの運営」「地方の教育関係者を対象にした情報・人材ネットワークを創出」を推進する。こうした取り組みにより、過疎地域における教育機会の拡大を図る考えだ。

一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム・プレスリリースより一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム・プレスリリースより