人材ビジネスと文具開発を通して、「自分らしく生きる」人を後押し
家業を継ぐために地元・奈良にUターンした稲葉泰志氏は自身の会社を立ち上げ、人材ビジネスと文具メーカーの2社の代表を務める。それらの事業を通して稲葉氏が目指すのは、人に寄り添ってその可能性を最大限に引き出し、自分らしく生きる人を後押しすることだ。
大手企業を辞めて起業し、
奈良にUターン
稲葉 泰志
稲葉泰志氏は奈良県に拠点を置き、人材ビジネス会社であるエフリーキャリア、文具メーカーのライコックスという2社の代表を務めている。稲葉氏は奈良の出身であり、野村證券、リクルートキャリアを経てUターンしたキャリアを持つ。それらの会社での経験は、今も大きな糧になっているという。
「野村證券では営業スキルや顧客開拓能力をはじめ、精神面を含めて本当に鍛えられました。ハードワークでレベルの高い仕事をこなさなければならず、自分の中で“当たり前”の基準が高くなったと思います。また、株式投資の仕事に携わったことで、リスク・リターンの概念について身をもって学ぶことができました。株式投資で100%儲かるケースは皆無に近く、株価の上昇要因・下落要因がそれぞれあって、その複雑なバランスの中でどちらの可能性が高いのかを判断していきます。今、経営者として様々な戦略課題に向き合っていますが、…
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