厚労省・令和9年度概算要求 「強く豊かな日本」投資枠で創薬・医療DXを重点支援

厚生労働省は8月31日、2027年度(令和9年度)予算の概算要求を発表した。一般会計は36兆5,803億円で、26年度当初予算額から1兆5,370億円増となり過去最大規模となった。年金・医療等に係る経費33兆6,872億円に加え、新設の「強く豊かな日本」投資枠に1兆337億円を計上している。

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「強く豊かな日本」投資枠を活用した「戦略分野を中心とした官民連携の国内投資の徹底」では、創薬・先端医療に1,969億円+事項要求を計上。革新的医薬品の創薬環境整備に1,483億円、感染症危機対応医薬品等の確保支援に4,157億円を盛り込み、ワクチン・治療薬の国内生産基盤強化と創薬スタートアップの育成を進める。

医療DXの推進では、医療情報システムのクラウドネイティブ化とサイバーセキュリティ強化に934億円+事項要求を計上。2030年度までに200床以上の病院で電子カルテ普及率100%を目指し、全国的なデータ連携基盤の整備を進める。

分野横断的な課題への対応では、中小企業向け「賃上げ」支援助成金パッケージに2,016億円、リ・スキリング支援や生産性向上に1,859億円を計上。医療・介護・福祉分野のエッセンシャルワーカー確保にも138億円を盛り込んだ。

持続可能な社会保障制度の構築に向けては、医療保険制度の国庫負担に10兆7,141億円、介護費国庫負担に3兆2,243億円、年金制度運営に13兆8,263億円を計上。地域包括ケアシステムの深化・推進には2,685億円を充て、中山間・人口減少地域の介護提供体制を支える。

概算要求の概要は下記から確認できる。 https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/27syokan/index.html


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