名古屋商科大学、総合型選抜に「吹奏楽部入試」新設

名古屋商科大学は、2027年度入学者を対象とした総合型選抜に、新たな入試区分「吹奏楽部入試」を設けた。高校時代に吹奏楽活動へ継続して取り組んできた生徒を対象とし、その経験や実績を評価する入試である。選考は調査書と課題エッセイによる書類審査、そして面接によって行う。高校で培った経験を生かしながら、大学でも吹奏楽活動を続け、学業にも主体的に取り組む意欲を持つ学生を募集する狙いだ。

入学後に所属することになる名古屋商科大学吹奏楽部シンフォニックアンサンブルは、2026年8月2日に幸田町民会館で開かれた愛知県吹奏楽コンクール(大学部門)で金賞を受賞し、4年連続となる東海吹奏楽コンクールへの出場を決めている。東海大会は2026年9月6日に豊田市民文化会館で開催される予定で、部員たちは全国大会出場を目指して練習を重ねる。今回の入試新設には、こうした実績を積み重ねてきた活動環境を生かし、高校までに培った音楽経験をさらに伸ばしたいと望む学生を迎え入れる意図がある。

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具体的な入試概要を見ると、対象となる学部は商学部、経営学部、経済学部、国際学部の4学部だ。総合型選抜入試としてのエントリーは2026年7月1日から受け付けており、出願期間は同年9月1日から2027年3月19日までとなる。試験日は大学が指定し、会場は日進キャンパス、在籍高校、オンラインから選べる。入学検定料は3万5000円である。出願資格としては、2026年3月に高等学校または中等教育学校を卒業した者、あるいは2027年3月に卒業見込みで本学を第一志望とする者であることに加え、高等学校の学習成績の状況が3.0以上であること、そして吹奏楽部の活動実績を有することが求められる。さらに、入学後は同アンサンブルに必ず入部し、学業と部活動を4年間にわたり両立させる意思を持つことも条件となっている。

合格した学生には、国際寮の寮費を月額1万円に抑える特典がある。希望すればRA(レジデント・アシスタント)として国際寮の運営に携わることも可能だという。学修環境と課外活動の両方を充実させながら大学生活を送りたいと考える学生を後押しする仕組みだ。