【九州事業構想人材シンポジウム2026】これからの経営に求められる「人への投資」と組織づくり

事業構想大学院大学は2026年9月14日、福岡校とオンラインで「九州事業構想人材シンポジウム2026」を開催する。文部科学省「産学連携リ・スキリングエコシステム構築事業」のもと、事業構想大学院大学と地域未来構想プラットフォーム(九州)が主催し、これからの企業経営に求められる人的資本経営とリ・スキリングの重要性を多角的な視点から掘り下げる。

背景にあるのは、人材不足や若い世代の価値観の変化、働き方の多様化、急速なデジタル化の進展など、企業を取り巻く環境の急激な変化だ。こうした状況のもと、人材を単なるコストや労働力としてではなく、一人ひとりの個性や能力を活かす人的資本として捉える視点が、企業の持続的な成長を左右する経営テーマとして重みを増している。

シンポジウムでは、九州経済産業局が掲げる「個を活かす組織経営」の観点から、若い世代とともに築くこれからの組織のあり方を考える。あわせて事業構想大学院大学が、企業成長につながる人への投資や人的資本経営、リ・スキリングの重要性を解説する。

こうした問題意識を踏まえ、プログラムは二本の講演とパネルディスカッションで構成する。講演1には、経済産業省九州経済産業局地域経済部地域経済課産業人材・デジタル経済室の大筋暢洋係長が登壇し、「個を活かす組織経営」から見えてくる企業と働く人の未来をテーマに語る。

人材が自然と集まり成長し続ける企業と、確保や定着に課題を抱える企業を分ける要因は、個別の施策ではなく、経営者が描く未来像や人・組織との向き合い方にあるとし、選ばれる企業に必要な視点を示す。

講演2では、事業構想大学院大学客員教授で九州電力株式会社人材活性化本部人材・組織変革グループ長を務め、「九州地域未来構想人材育成委員会」の座長も担う松田直也氏が登壇する。

人的資本経営やリ・スキリングへの関心が高まるなか、企業が人材をどう捉え、どのような環境をつくり、一人ひとりの力を成長へつなげていくべきかを、経営と事業構想の両面から考察する。

二つの講演を踏まえた後半のパネルディスカッションでは、松田氏がモデレーターを務め、大筋氏に加え、住友商事九州株式会社取締役執行役員経営戦略室長の重中真樹氏、株式会社日本政策金融公庫中小企業事業本部九州地区統轄の園田哲朗氏がパネリストとして加わる。

企業、金融機関、大学院という異なる立場から、人材の採用や育成、リ・スキリング、組織文化、次世代人材の活躍といった論点を通じ、人への投資を経営成果につなげる方策を語り合う。

開催日時は2026年9月14日(月)13時30分から15時30分まで(受付開始13時)で、会場は事業構想大学院大学福岡校(福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル4階、JR・地下鉄博多駅博多口直結)とオンラインを併用する。

参加費は無料で、事前申込制とする。申込締切は9月13日(日)23時59分。シンポジウム終了後には会場内で名刺交換・交流会を予定しており、参加は自由となっている。

対象は、人材の採用・定着に課題を抱える経営層、若い世代の価値観や働き方の変化への対応を模索する担当者、人的資本経営やリ・スキリングをテーマに自社の組織づくりを見直したい実務者などを想定する。申し込みは事業構想大学院大学の特設ページで受け付けている。