地域課題を“学びの起点”に 産学共創で実践力を育む新教育構想 NTT東日本

東北学院大学とNTT東日本株式会社 宮城事業部は7月1日、2027年度に同大学で設置する「未来探究科学部 デジタル構想学科」における教育高度化を目的として、課題先行・反転型学修を軸とした新たな教育モデルの構築に取り組むことを発表した。

画像はNTT東日本のプレスリリースから。

人口減少や産業構造の変化が進展する中、特に東北地域においては、地域課題の解決や持続的な発展を支える人材の不足が深刻化している。こうした社会環境の変化により、これまでの知識習得中心の教育から、知識を活用し価値を創出できる人材育成への転換が求められている。

今回の取組は、こうした社会的要請を踏まえ、東北学院大学が2027年度に設置予定の「未来探究科学部 デジタル構想学科」における教育高度化と、新たな教育モデルの構築を通じて、地域と社会に新たな価値を生み出す人材の育成を目的とするものだ。

具体的な連携や実施事項などは下記を予定している。
1.専門科目における電子教科書化の推進(教材のデジタル化による学修環境の高度化)
2.電子教科書を活用した主体的・対話的な学びの実現(探究型学習の促進)
3.学修データを活用した教育基盤の検討・構築(ラーニングアナリティクスの実現)
4.教材運用・学修ログ分析に関するシステムの共同改良・最適化
5.学生参画による産学協働環境の創出(システム導入・改良の検討プロセスにおいて学生が参画し、社会人と共に学ぶ実践的教育機会を提供)
6.企業と連携した社会・地域課題解決プロジェクトへの学生参画機会の創出(実践力・課題解決力の育成)

本連携は、デジタル技術を活用した教育と実社会を接続することで、学びと社会の関係を再構築し、新たな教育価値を創出するもので、電子教科書や学修データの活用、産学協働による実践的教育を通じて、学生が主体的に課題に向き合い、試行錯誤を重ねながら価値を生み出す力を育む環境を構築する。これにより、人材育成と地域課題解決が循環する仕組みを形成し、東北地域における持続的な価値創出と発展に寄与することを目指す。