シラタマワーク 「誰もが自分の強みを活かせる」地域社会を目指す

宮崎県新富町を拠点に、一人ひとりの強みを地域社会で発揮するための支援を行うシラタマワーク。ローカルシフトアカデミーや「ひなたMBA」など、起業家精神を養う教育プログラムを展開。他者から目的を与えられるのではなく、自ら目的を見出し、挑戦へと踏み出す人材を輩出している。

どんな人にも、
その人にしかない強みがある

稲田 佑太朗

稲田 佑太朗

一般社団法人シラタマワーク 代表
1988年宮崎県生まれ、大学卒業後に故郷・宮崎へUターン。7年間、臨床検査技師として勤めた後、宮崎市の実践型地域雇用創造事業を行う事務局で、年間100講座以上をプロデュース。その後、こゆ財団で慶應SDMやANAHDなどと協働し、地域教育プログラムを実施。2019年、一般社団法人シラタマワークを設立。2022年、宮崎で初めてのGALLUP認定ストレングスコーチとなる。その他、宮崎県キャリア教育コーディネーターや宮崎大学特別助教の経験もある。

宮崎県児湯郡新富町に拠点を置くシラタマワークは「誰もが自分の強みを活かして、活躍できる地域社会の実現」を目指し、さまざまな人材育成事業に取り組んでいる。

シラタマワーク代表の稲田佑太朗氏は大学卒業後、臨床検査技師として働いていたが、29歳の時に、ずっと関心を抱いていた人材育成の領域へとキャリアチェンジした。そして、宮崎市の実践型地域雇用創造事業を行う事務局や、新富町の地域商社「一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)」で教育事業に携わった後、2019年にシラタマワークを設立した。

シラタマ(白珠)とは、万葉集に出てくる言葉で「真珠」を意味し、「白珠(真珠)の価値は他者にはわからない。たとえわからなくとも、…

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