22卒の半数以上が、プレエントリー時にテレワーク制度を重視

学情は2022年3月卒業(修了)予定の大学生や大学院生を対象に実施した、テレワークに関するインターネットアンケートの結果を公表した。半数以上がプレエントリー時にテレワーク制度があるかを気にかけているものの、6割以上の学生が、入社してすぐにテレワークを行うのは不安だと感じていることがわかった。

プレエントリー時にテレワーク制度を「重視する」は16.6%、「どちらかと言えば重視する」は40.6%だった。「通勤時間がないので、時間を有効活用できそう」「時代にあった働き方ができそう」などの声が寄せられた。希望するテレワークの頻度は、「週に1~2回」が29.8%で最多、次いで「週に3~4回」が28.1%だった。

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入社後すぐにテレワークをするのは、「不安がある」と回答した学生は22.1%、「どちらかと言えば不安がある」は42.4%となった。「職場の雰囲気に慣れるためにも、最初は出社して直接コミュニケーションを取りたい」「先輩が仕事をする様子を見ながら仕事をしたほうが、早く戦力になれると思う」といった声があった。

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テレワークで不安に感じることは、「先輩や上司など社内の人間関係」が82.3%、次いで「仕事の進め方の習得」80.8%となった。「最初からテレワークをすると、間違った認識で作業を進めてしまったり、スキルが向上しなかったりと、成長が遅くなるのではないかと思う」などの意見があがった。

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同調査は「あさがくナビ2022」のサイト来訪者に対し、2月9日~15日の期間にWeb上でアンケートを実施し、526名の回答を得た。