東京大学大学院医学系研究科の入試でオンライン試験導入

ビジネス能力・技能に関する認定試験を開発するサーティファイは、8月16日に実施された令和４年度 東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻専門職学位課程（以下、東京大学SPH）の入学者選別における筆記試験（専門科目）について、オンライン試験システム「スマート入試」を提供した。 

スマート入試は、リモート環境下でも公平・公正に筆記試験や論述試験を実施できる同社独自のオンライン試験システム。本人認証や視線監視などの不正検出をする従来型のオンライン試験システムから、スマート入試ではPCカメラに加えてスマートフォンをサブカメラとして利用することで、PCカメラの死角となる受験者の手元やPC画面、画面周辺も監視し、不正への抑止力と不正検出精度を高めた。2つのカメラで取得した画像データや音声データに対して3つのAIを駆使することで高精度の解析を実現する。

同社は、今後も不正検出精度の向上やカバー範囲の拡大に努め、さらに入試のペーパーレス化や入試DXをサポートするとしている。