学修環境整備充実奨学金として通信費一律2万円を給付 桜美林大学

桜美林大学は、4月30日からオンラインで始まる春学期に向け、学生の更なる学修環境整備充実のために奨学金を給付することを27日、発表した。

桜美林大学では、4月1日に春学期の授業をオンラインで行うことを決定。大学を仮想化した「Virtual Campus」を開設。オンラインでの授業を円滑に進めるため、在学生(1年〜4年)に情報機器の無償貸与(在籍中は返却義務無)を決め、すでに配送が始まっている。

そうした中、新型コロナウイルス感染拡大の終息の見通しが立たない状況をふまえ、オンラインによる学修環境を安定して構築できるように、一律2万円の「学修環境整備充実奨学金」を全学生へ給付する。オンライン授業を受講するにあたり必要な通信費2万円(1カ月あたり5千円として春学期4ヶ月分)を更なる学修環境の整備充実のため全学生に給付する、総額2億円規模の支援となる。

桜美林大学では、春学期を順調に迎えるために、学生・教員向けのヘルプデスクを設置するほか、Zoom操作サポートを実施。また、キャンパスの学生窓口や各種サービスもオンラインでの提供体制を整備。就職面談や国際交流・留学カウンセリングもオンラインで実施していくとしている。

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