二枚目の名刺とパーソルグループ会社、越境体験の効果を検証

特定非営利活動法人 二枚目の名刺(東京都渋谷区)は、パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社(東京都千代田区)と業務連携し、二枚目の名刺が運営する越境学習プログラム「サポートプロジェクト」と連動したキャリア自律支援、及び越境学習効果の深掘りに共同で取り組むと発表した。

連携の第一弾として、パーソルワークスイッチコンサルティングが提供するキャリア自律支援ツール「プロテア」を、サポートプロジェクトの参加者に導入。参加者は越境体験を通じて得た自身の変化を可視化し、深い内省と成長の言語化を行うことができるようになるという。

特定非営利活動法人二枚目の名刺・プレスリリースより。

組織や業界の枠を越えて学ぶ「越境学習」は、ベンチャー企業への出向や地域プロジェクトへの参画など広がりを見せており、企業の人材育成における選択肢となり始めている。経済産業省も、2018年度「未来の教室」実証事業で、社会課題の現場における越境型の人材育成プログラムを支援してきた。また2025年3月には、「越境学習を支える伴走者向けの実践ガイドライン」を公表するなど、行政としても越境学習の質の向上と普及に向けた取り組みを継続的に進めている。

越境学習において重要なのは、単に「外に出る」ことではなく、そこでの経験を内省し言葉に変換、行動に移せるようになるまでの設計だ。二枚目の名刺の「サポートプロジェクト」(SPJ)は、こうした内省重視の越境学習に早くから取り組んできた。越境学習プログラムとして早い段階から高く評価され、2016年には日本の人事部「HRアワード」人材開発・育成部門で最優秀賞を受賞している。

今回の連携は、感覚的にとどまりがちだった越境体験を通じた変化を、データに基づいて可視化し取り組みを一歩進めるものだ。プロジェクトの開始時と終了時に「プロテア」診断を受診することで、参加者は自身の変化を客観的な数値として把握し、プロジェクトデザイナー(二枚目の名刺の伴走者)との1on1や振り返りの場で、成長の言語化を行うことが可能になるという。両社は今後も、越境学習プログラムと連動したキャリア自律支援や効果検証を継続的に深掘りしていく予定だ。